今週、Rockstar のコレクターズボックスを IV、V、VI と横に並べた画像が出回っています。コメント欄では、どれが値段に見合っていたかで意見が割れています。VI の欄だけ、ほかの2つの倍の長さがあります。399.99ドルするのも VI だけです。
当時の発表をもとに、それぞれの箱の中身を並べるとこうなります。
- GTA IV Special Edition: 鍵付きの金属製セーフティボックス、Rockstar のキーホルダー、アートブック、サウンドトラック CD、ダッフルバッグ
- GTA V Collector’s Edition: SteelBook、ロスサントスの設計図風マップ、ロゴ入りの鍵がついた現金輸送用バッグ、New Era のスナップバック、ゲーム内ボーナス
- GTA VI Vice City Collection: 全11点。Macca the Gator のフィギュアや Oakley のサングラスから、New Era のキャップ、地図のポスターまで
| 箱 | 発売時価格 | ゲーム | 現在の価値 |
|---|---|---|---|
| GTA IV(2008年) | 89.99ドル | 同梱 | 約140ドル |
| GTA V(2013年) | 149.99ドル | 同梱 | 約210ドル |
| GTA VI(2026年) | 399.99ドル | なし | 399.99ドル |
見え方が変わるのは最後の列です。アメリカのインフレ率で換算すると、IV の箱は今なら約140ドル、V の箱は210ドル強です。つまり値段は4倍になったわけではなく、GTA V と比べればおよそ2倍です。大きく変わったのはゲームの列のほうで、GTA VI の箱はグッズだけです。79.99ドルの Standard Edition を足すと、全部そろえて479.98ドルになります。
このやり方は、Rockstar が GTA VI のために考え出したものではありません。2018年の Red Dead Redemption 2 Collector’s Box は99.99ドルで、やはりゲームなしで発売されました。中身は鍵付きの小箱、地図、トランプ、ピンバッジで、ゲームは別売りです。GTA VI はその売り方をそのまま使い、New Era のキャップと Oakley を足しました。素材とサイズまで載せた全アイテムの一覧は当サイトのコレクションのページに、予約の詳細は9月25日のニュースにまとめています。
結局、どれが値段に見合っていたのか。私なら IV の箱です。鍵が2本ついた本物の金属製の金庫で、2008年の相場で見ても安く、しかもゲームが入っていました。アイテム単体でいちばんの当たりは、V の箱に入っていた、お金の隠し場所が書き込まれたあの設計図風マップです。VI は点数がいちばん多く、ブランドも大物ぞろいです。それでも、遊べないものを「エディション」と呼ぶのには、やはり違和感が残ります。もし本当に400ドル払うことがあったら、フィギュアと地図のポスターだけは目につくところに飾ります。残りは引き出し行きでしょう。
