GTA V で Flying Lotus の局を見つけて、Rockstar が本物のアーティストにラジオを任せたのだと気づいた日を覚えているでしょうか。9月15日、あの話がもう一度、今度はずっと大きな音量で始まりました。たった一日のうちに Travis Scott、Future、Morgan Wallen、Metro Boomin、Keith Richards、Yung Lean、Rauw Alejandro、そしてアルゼンチンのデュオ CA7RIEL & Paco Amoroso が、そろって GTA 6 風の画像を投稿しています。数時間のうちに、イギリスの PinkPantheress、DJ でプロデューサーの Fred again..、ロシアのラッパー MACAN もこの波に乗りました。
いちばん踏み込んだのは Travis です。Rockstar の公式アカウントをタグ付けし、キャプションは「NOW ITS TIME. MY RETURN TO GAME」で始まって、怒りとダンスだらけの復帰を予告し、意味ありげなイニシャルと「to be continued」で途切れます。これが最初のほのめかしでもありません。2000 Excursion のビデオには、GTA6 VI6 と書かれたナンバープレートがすでに映り込んでいました。Keith Richards、そう、Rolling Stones のギタリストは、ゲームの絵柄で描いたイグアナを投稿しています。残りはいかにもレオニダらしい一枚です。誰もいないプール、サンベッド、フラミンゴの浮き輪、水辺に置かれたハイヒール。
ゲーム開発に11年いると、こういう動きは読めるようになります。同じ視覚言語で作られた投稿が十数件、一日のうちに出そろうということは、誰かが座ってアーティストごとに画像一式を用意し、公開の段取りまで組んだということです。Rockstar は表で一言も言わないまま、裏側で全部を回しています。実に Rockstar らしいやり方です。
この人たちがゲームの中で実際に何になるのかは、そのうち分かります。ラジオで流れる曲か、自分の局を持つのか(ファンはすでに Morgan Wallen Radio だと冗談を言っています)、あるいはもっと大きな何かか。私が好きなのは幅の広さです。トラップ、カントリー、レゲトン、アルゼンチンの奇妙さ、スウェーデンのクラウドラップ、イギリスのオルタナポップ、ロンドンのダンスフロア、ロシアのラップ、そして現役のロックの生ける伝説。いまのバイスシティのカーラジオは、まさにこう鳴るべきです。彼らより先に GTA 6 をほのめかした面々も、トレーラーですでに流れた曲も、サウンドトラックのページにまとめてあります。
そして私は、その場面を何度も思い浮かべています。バイスシティの海岸線をオープンカーで走り、ラジオのボタンを押すと、Keith Richards のギターが入ってくる。もう待ちきれません。
