Game Informer のスクリーンショットに写っていた水上機が、キーズの最後の島を越えて沖へ出ていくところを思い浮かべてください。眼下の海はまだ青緑で、翼には日差しが当たっているのに、行く手では雲の壁が海へ雷を落としています。Game Informer が GTA 6 の新しい天候システムを明らかにして以来、ファンのあいだで語られている説が描く情景です。レオニダ(Leonida)の端は、壁ではないのかもしれない。嵐かもしれない。
説の中身
考え方はシンプルです。マップの端を越えて飛び続けるか航行し続けると、通してくれない嵐のど真ん中に入ります。風は飛行機を引き裂き、波は船をひっくり返し、乗り物はレオニダ方向へ押し戻されるか、旅の途中で力尽きます。暗転も、プレイできる範囲を出たという警告もなく、あるのは勝てない天気だけです。
あくまでファンの発想ですし、マップの端が実際にどう働くのかは11月に分かります。ただ、土台にあるのはすでに分かっていることです。Game Informer は熱帯暴風雨とハリケーンを明らかにしていて、GTA 6 の嵐は局地的です。自分のいる場所が晴れていても、海岸には嵐が来ることがあります。沖に居座る嵐は、この説明にぴたりと合います。キーズの島々の背景には、名前のついたハリケーンの爪痕がすでに刻まれてもいます。
オープンワールドはふつうどうやってプレイヤーを止めるか
オープンワールドはどこかで終わらなければならず、プレイヤーを引き返させる方法は、たいてい力ずくです。
| 境界 | 何が起こるか | 問題点 |
|---|---|---|
| 見えない壁 | ボートや飛行機が外洋でぴたりと止まる | 世界がそこで終わっているのが体で分かる |
| エンジン停止 | 岸から遠い場所で、理由もなく乗り物が止まる | 世界の側には原因がない |
| サメ | 泳いで沖へ出すぎると、何かに食べられる | 泳ぐ人には効くが、飛行機には効かない |
| 嵐(ファン説) | 風と波で壊されるか、押し戻される | 天候なので、場所そのものの一部になる |
GTA の歴史にも前例があります。オリジナルの Vice City でトミーはそもそも泳げず、海そのものが壁でした。GTA V では、沖へ泳ぎ続けると、たいていサメが決着をつけます。どちらも機能しますが、どちらもゲームが口を出してきた感じがします。
私が嵐に納得する理由
VFX の人間として、この説が好きなのは、ストーリーとは関係のない理由からです。嵐は、世界の果てに掛けられるいちばんいい幕です。雨、低い雲、水しぶきで視界がつぶれるので、マップが尽きる場所に水平線を描く必要がありません。ゲーム世界の端を霧が隠すのは Silent Hill 以来の定番ですが、嵐は、反撃までしてくる霧です。描画は軽く済み、見た目には本物に映ります。
ただ、落とし穴もあります。GTA 6 の嵐は動いて変化するはずなので、境界から動かない嵐は、レオニダで唯一の偽物の天気になってしまいます。夕焼けのフライトで欲を出すたびに飛行機がばらばらになるのでは、すぐ飽きるかもしれません。空が牙をむく前に、まずラジオかニュースで警告が入るのではないかと思います。
それでも、海の真ん中でエンジンが死ぬよりはずっといいです。11月19日、水上機でいちばん先にやるのは、あの水平線に向かってまっすぐ飛び、確かめることです。
よくある質問
GTA 6 のマップの境界は嵐ですか?
ファンの説です。レオニダの端がどう働くのかは、発売時に分かります。Game Informer が明らかにしたのは、ハリケーン、熱帯暴風雨、そして局地的な天候システムです。
GTA V でマップの外へ出ようとすると、何に止められますか?
GTA V の海を沖まで泳いでいくと、たいていサメが旅を終わらせます。
Game Informer の嵐のスクリーンショットは、マップの端を写したものですか?
画面にそれを示すものはありません。写っているのは、キーズの上を飛ぶ水上機と、水平線の雷雲です。説を思い描きやすい1枚、というだけです。
オープンワールドで、どこまでも航行し続けられないのはなぜですか?
マップの外には、描くものが何もないからです。島も、交通も、ミッションもありません。どのオープンワールドにも、プレイヤーを引き返させる仕掛けが必要で、問題は、それがどれだけ自然に感じられるかだけです。
